川端康成の代表作の一つ、「伊豆の踊子」の特設ページを解説しました!

 

若き「私」は悩み、自分の存在意義を探しに伊豆へ

道がつづら折りになって、いよいよ天城峠に近づいたと思う頃、
雨脚が杉の密林を白く染めながら、すさまじい早さで麓から私を追って来た。
孤児として育ち孤独を感じた「私」はその思いに耐えかねて伊豆の旅にでることにした。
その道中で下田に向かう旅芸人の一行に出会い、
その中に居た一人の踊り子に惹かれ旅を共にするとこにしたが・・・。

高校に通える事が庶民にとってはとても珍しい時代で
当時の高校生の特別感を垣間見る事が出来き、伊豆の波間に
孤独の不安と純粋な恋心がキラリと光る。
主人公の「私」と踊り子の揺れ動く心を丹念に描いた作品。

1926年、大正15年に雑誌「文藝時代」の1月号にて発表されてから90年あまり。
英語翻訳版(英題:The Izu Dancer)はエドワード・サイデンステッカーが訳し、ドイツ、中国、ポルトガル、イタリア、
スペイン、オランダ、ロシア、フランスなど世界各国で翻訳され、日本をはじめとする各国で
今も読み継がれている不朽の名作。

 

文豪川端康成も実際に歩いた旧天城街道トンネルのことなど特設ページに少しまとめましたので是非遊びにきてください(^^)/~~~

 

伊豆の踊子

 

 

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