koto1660
著者:
藤原正彦
朗読:
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出版:
響林社(<声を便りに>オーディオブック)
収録:
1:06:19

掲載日 ジャンル:

数学者の藤原正彦のベストセラー『祖国とは国語』のうちから、中心となるエッセイ 「国語教育絶対論」を朗読。
国語はすべての知的活動の基礎である。数学の文章題などは、一字でも読み落としたら全く解けない。かなりの読解力が必要になる。海外からの帰国子女が躓くのはここである。国語は思考そのものと深く関わっている。日本語には、好きな人を思う語彙には豊富なものがある。これが「好き」の語彙しかなければ、情緒自体がひだのない直線的なものになろう。語彙を身につけるには漢字を覚えることが必須だ。
 インターネットでは教養はできない。読書は教養の土台だ。大局観は持てない。現実的世界での論理的思考も、高次の情緒も読書で育つ。狭い実体験だけでは足りな い。文学や古典、詩歌など、日本には至宝と言える作品が多数ある。これらの文学作品群は、文化、伝統の中核であり、祖国そのものなのである。悲しみ、懐かしさなど、朗読暗誦によって、美しいリズムとともに胸にしまい込むのがいい。祖国の歴史、伝統、文化への愛があって、初めて世界に通用する。偏狭なナショナリズムとは異なる。小学生から英語は必要ない。一に国語、二に国語、三四がなくて五に算数であり、あとは十以下なのだ。

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