奥の細道
著者:
松尾芭蕉
朗読:
榊原忠美
出版:
ことのは出版 アイ文庫
収録:

掲載日 ジャンル:,

商品紹介

有名な古典を名古屋地方を中心に活動されているトップクラスのナレーター、榊原忠美氏が圧倒する表現力で「おくのほそ道」(奧の細道)を朗読。「夏草や 兵(つはもの)どもが 夢のあと」「閑さや岩にしみ入蝉の声」「五月雨を あつめて早し 最上川」・・・松尾芭蕉の俳句、いくつ覚えていますか?
現代語訳、鉛筆で書く奥の細道など今なお関連本が多数出ている作品です。

耳で聴くと原文が自然と入ってきます。
お子様からシニアの方まで是非聞いていただきたい作品です。
本作品はNHK学園通信講座「おくのほそみちを読む」の副教材として多数の奥の細道朗読作品から選ばれた質の高い作品です。

Wikipedia

作品
奥の細道
著者
松尾芭蕉

ライターズレビュー

全行程約600里(2400キロメートル)、日数約150日間で東北・北陸を巡って元禄4年(1691年)に江戸に帰った。
一日約16キロメートル徒歩で巡る。

おくのほそ道』(おくのほそみち)は、元禄時代に活動した俳人松尾芭蕉による紀行文集。元禄15年(1702年)刊。日本の古典における紀行作品の代表的存在であり、芭蕉の著作中で最も著名で「月日は百代の過客にして…」という序文により始まる。

作品中に多数の俳句が詠み込まれている。「奥の細道」とも表記されるが、中学校国語の検定済み教科書ではすべて「おくのほそ道」の表記法をとっている。読み易い文庫判は、岩波文庫、角川ソフィア文庫、講談社学術文庫がある。

奥の細道は「俳句」で有名だが、紀行集としても読み応えのある作品である。
特に東日本大震災の被災地沿いを回っていて、聞くとおもわず福島、東北へ行こうという気持ちになる作品である。
VISIT 東北(東北へ行こう) 絆(KIZUNA)プロジェクトが多数実施
オーディオブックはゆったりとした雰囲気で一貫して朗読されているが、テンポよく非常に聴き応えのある作品になっている。

芭蕉の旅程(MAP) (Google Map)

hosomiti

読まれた俳句

江戸、旅立ち

草の戸も 住み替はる代(よ)ぞ 雛の家

行く春や 鳥啼(なき)魚の目は泪

日光

あらたふと 青葉若葉の 日の光

黒羽 雲巌寺 光明寺

木啄も庵はやぶらず夏木立

夏山に足駄を拝む首途哉

那須 温泉神社 殺生石

野を横に馬牽むけよほととぎす

白河の関(福島県白河市)

心許なき日かず重るまゝに、白川の関にかゝりて旅心定りぬ

多賀城

松島

宮城県宮城郡松島町
芭蕉は「いづれの人か筆をふるひ詞(ことば)を尽くさむ」とここでは句を残さなかった。

平泉

三代の栄耀一睡のうちにして、大門の跡は一里こなたにあり
「国破れて山河あり 城春にして草青みたり」という杜甫の詩「春望」を踏まえて詠む。

夏草や 兵(つはもの)どもが 夢のあと

五月雨の 降り残してや 光堂

山形領 立石寺

立石寺(山形市山寺)

閑さや岩にしみ入る蝉の声

新庄

5月29日 最上川の河港大石田での発句を改めたもの。

五月雨を あつめて早し 最上川(もがみがわ)

出羽三山

6月5日 羽黒山にて。

涼しさやほの三か月の羽黒山

6月6日 月山にて。

雲の峰いくつ崩れて月の山

6月7日 湯殿山にて。

語られぬ湯殿にぬらす袂(たもと)かな

鶴岡

6月10日 鶴岡にて。

珍しや山をいで羽の初茄子び

酒田

6月14日 酒田にて。

暑き日を海にいれたり最上川

あつみ山や吹浦かけて夕すヾみ

象潟

6月16日 象潟(きさがた)は松島と並ぶ風光明媚な歌枕として名高かった。象潟を芭蕉は「俤(おもかげ)松島に通ひて、また異なり。松島は笑ふが如く、象潟は憾む(うらむ)が如し。寂しさに悲しみを加へて、地勢 魂を悩ますに似たり。」と形容した。

象潟や 雨に西施(せいし)が ねぶの花

西施は中国春秋時代の美女の名。

汐越(しおこし)や鶴はぎぬれて海涼し

越後 出雲崎

7月4日 出雲崎(いずもざき)での句。

荒海や 佐渡によこたふ 天の河

市振の関

7月13日 親不知(おやしらず)の難所を越えて市振(いちぶり)の宿に泊まる。

一家(ひとつや)に 遊女もねたり 萩と月

越中 那古の浦

7月14日 数しらぬ川を渡り終えて。

わせの香や 分入(わけいる)右は 有磯海(ありそうみ)

金沢

7月15日から24日 城下の名士達が幾度も句会を設ける。蕉門の早世を知る。曾良は体調勝れず。

塚も動け 我泣聲(わがなくこえ)は 秋の風

秋すゝし 手毎(てごと)にむけや 瓜天茄(うりなすび)

当地を後にしつつ途中の吟

あかあかと 日は難面(つれなく)も 秋の風

小松

7月25日から27日 山中温泉から戻り8月6日から7日 懇願され滞在長引くも安宅の関記述なし。

しほらしき 名や小松吹 萩すゝき

加賀 片山津

7月26日 『平家物語』(巻第七)や『源平盛衰記』も伝える篠原の戦い(篠原合戦)、斎藤実盛を偲ぶ。小松にて吟。

むざんやな 甲の下の きりぎりす

山中温泉

7月27日から8月5日 大垣を目前に安堵したか八泊後、腹を病む曾良を先に帰し二人はここで別れた。和泉屋に宿する。

山中や 菊はたおらぬ 湯の匂

今日よりや 書付消さん 笠の露

行行(ゆきゆき)て たふれ伏(たおれふす)とも 萩の原  曾良

小松 那谷寺

8月5日 小松へ戻る道中参詣、奇岩遊仙境を臨み。

石山の 石より白し 秋の風

大聖寺 熊谷山全昌寺

8月7日 前夜曾良も泊まる。和泉屋の菩提寺、一宿の礼、庭掃き。

庭掃(にわはき)て 出(いで)ばや寺に 散柳(ちるやなぎ)

終宵(よもすがら) 秋風聞や うらの山 曾良

福井あわら市 吉崎

8月9日 西行の一首にて数景尽たりと吟せず。蓮如ゆかり吉崎御坊の地。

夜もすがら あらしに波を 運ばせて 月を垂れたる 汐越の松  西行

敦賀

8月14日頃、敦賀に到着。北国の日和あいにくで名月見れず。

ふるき名の 角鹿(つぬが)や恋し 秋の月

月清し 遊行(ゆうぎょう)が持てる 砂の上

名月や 北国日和(ほっこびより) 定(さだめ)なき

大垣

8月21日頃、大垣に到着。門人たちが集い労わる。
9月6日 芭蕉は「伊勢の遷宮をおがまんと、また船に乗り」出発する。 結びの句

蛤(はまぐり)の ふたみにわかれ行く 秋ぞ

リスナーズレビュー

俳句覚えられました! なんか音楽を聞いているようで面白かったです。 地図帳で道を線を引いてみました。(小学6年生 女性)
家のお昼、いつもはワイドショーを見ている時間に、このCDを聴きました。心が落ち着き、すぐにでもツアーに行きたくなりました(70代 女性)

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