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著者:
陳舜臣
朗読:
津々見沙月
出版:
ことのは出版
収録:

掲載日 ジャンル:

商品紹介

宦官にされて笑いものにされながらも悲劇の歴史家司馬遷は、現れては消えていった無数の人々の思い、怨み、願いを後世に伝えるために『史記』を残しました。

その史記を陳舜臣がわかりやすく語り直した作品です。

殷から、周・秦・漢までの中国史が語られます。

司馬遷と、陳舜臣、そして、小説よりも奇な逸話にみちた現実、そのエキスをお楽しみください。

朗読は「宮廷女官チャングムの誓い」などでゲスト出演の実績がある津々見沙月さんがオーディオブック初出演です。またジャケットデザインはフランス人画家マリボンヌ・ナジェル・岡本様にお願いしました。

Wikipedia

著者 陳舜臣

朗読者 津々見沙月

史記

著者祖先? 陳寔

ライターズレビュー

中国は歴史の国、インドは神話の国、と言ったのは誰だったか。

歴史の国中国には二十四の正史がある。その劈頭が司馬遷によって編纂された『太史公書』――すなわち『史記』である。

計52万6千5百字。

『本紀』12巻、『表』10巻、『書』8巻、『世家』30巻、『列伝』70巻。

「開国の王」黄帝から、前漢の武帝までにわたる。

 

『史記』を読むことは文武両道たるべき武士の基礎教養のひとつであったが、この「文武両道」という言葉自体『史記』に拠る。

その文章は簡潔にして力強く「文の聖なり」とまで評される。しかし、

“一死一生、乃知交情。一貧一富、乃知交態。一貴一賎、交情乃見。”

たとえば上記一文など有名ではあるが、現代の一般的日本人がぱっとみてわかるものではない。いいことを言っているような気がするな、という程度ではないだろうか。

 

『ものがたり史記』は「ものがたり」とあるが、史書をおもしろおかしく物語化したとか、ドラマィックに練り直したとかいう意味ではないようだ。

「国家に認められた史書」『史記』という もの を日本現代語で かたった、作品であった。

多少整理はされていても、たとえば「演義」のようなおもしろさや演出は加味されていなかった。司馬遷の、事実の追求を第一として権力にも世論にもおもねらなかった、事実のみ、ストイックなまでにそっけない原作の雰囲気があじわえた。

 

この一文で、どれほどの物語がうまれることだろう。

 

“天道是か非か”

これを天に問うようにして編まれた『史記』。

天網恢々疎にして漏らさず?

正直者が馬鹿を見る?

――さて、さて?

リスナーズレビュー

はなしがサクサクすすんでいってしまって呆気にとられた。行間の浪漫が良い。散歩の伴に良い。(50代 男性)

教科書みたいなんだけど、教科書よりはおもしろいです。項羽と、あと呂后のもっとくわしい本を読んでみようと思いました。(高校2年 男性)

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