商品紹介
主人公・唯野仁。彼は若年ながら早治大学英米文学科の名物教授であり、実は隠れて小説を発表している新進作家である。
いいですね!うらやましいですね!唯野先生、多才ですね!
・・・しかしその内幕は、グロテスクな日常—賄賂の対象にされなくて拗ねちゃった学部長等々—を乗り切らなければならないは、壮大な文学理論を打ち立てなければならないは、締め切りもあるし、でもそれはヒミツだしと、超☆多忙。
さて、事実は小説より奇なり。
象 牙の塔の内情は、こんな甘いものではないぞ、もっとむちゃくちゃだぞという某大学教員の証言があるのですがどうでしょう。 笑いすぎて涙がこぼれるほど笑 えるのは、コレが「よくできたフィクション」と思ってるからなのですが・・・ コレが事実、またはそれ以下なら笑うに笑えないと思うのですけれど、どうで しょう・・・
悩みはアナタを追い込むことでしょう!総時間10時間を超え、プロデューサーも追い込みました!まさに怪作!これぞ日本版オーディオブックの真髄です。
Wikipedia
著者 筒井康隆
ライターズレビュー
さてはて中身の濃い話である。
・・が。
レビューは差し控えさせていただきたい。
下手なこと書くと、唯野教授にネチネチと怒られてしまう。
勘弁。勘弁。
・・・・まあ、私立大学教師っていうのはサービス業だと友人の某助教授が助手時代に言っていましたが、普通のサービス業より変人率が高くておもしろ・・大変そうですね~
――などとおあいそ笑いしながら、ヘンなことに巻き込まれる前にとっとと退場したいところですが。それでは仕事にならないので。
一言。
“文学部教授は小説などを書いているとバカにされて出世できない”なんて、“魚嫌いだけど商売だからしかたなし売っている魚屋”みたいです、教授!そんな魚屋から魚買いたくないです、私なら!だから、小説を書く自分を否定しないでください!サイン会でニヤニヤしている貴方にはわかっているはずですー!!
あとね、オーディオブックとしては注釈の入れ方が眼から鱗だったです。この作品、学術的だったりなかったりする注釈がいっぱいなので、その部分をオーディオブックではどのように処理するんだろうと思いましたが、まさかこんなおもしろい方法があるなんて!
ようこそ大学のウラ側へ
・東京大学の学生、教職員の不祥事「隠蔽」のあきれた実態<MyNewsJapan>
・大学教授・准教授になるには 年収・定年など 、<職業ガイド>
上記セレクトはライターの一存に拠る。
まだまだありますよ~
リスナーズレビュー
いまどきの学校はこんなんなのでしょうか?昔もこうだったとは思いたくないのですが。(70代 男性)
昔本作品を読んだとき面倒になってとばしてしまった講義シーンを完読できて満足。講義内容が普通に真面目で意外だった。(50代 男性)
ことのは出版では作品を聴いてレビューを書いてくれる方を募集しています。 オーディオブックを体験したいという方は「オーディオブックリスナー募集」まで
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