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諒安は、霧深い険しい山谷を一人歩いている。歩いていくうちに、諒安はどこからか不思議な声を耳にする。 ・・「これはこれ 惑う木立の 中ならず しのびをならう 春の道場」・・ 険しい山谷を登りきったとき、諒安はその不思議な声の主と対面し、言葉を交わす。そして、言う。「マグノリアの木は寂静だ」と――。 険しい山道をいく諒安に去来する声……宮沢賢治の宗教的感性を窺わせる、幻想的で散文詩ともいえる名作。静謐な世界が広がります。
ことのはレビュー: 宮沢賢治の宗教的感性を窺わせる、幻想的な一編。取り組んだのは、宮沢賢治作品を読み続けている朗読家・渡部龍朗。散文詩のような作品だけに、童話とは違った大人のための作品にしあがっています。 |
宮沢 賢治プロフィール宮沢 賢治( Miyazawa Kenji ) 関係リンク |
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