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オール讀物新人賞を受賞

した『蒼龍』が朗読作品。本作は山本一力のデビュー作であり、時代小説の名手と言われる原点となった作品。

あらすじ

大工の弦太郎はサイコロの博打で五十両、女房のおしのは実の兄が店の金五十両を持ち逃げしたために多額の借金を抱えた。
そのうちの弦太郎の借金五十両は親方に肩代わりをして貰ったものの五十両残っていた。
そんな中、弦太郎は岩閒屋の張り紙を見つける。
そこに書かれていたのは
「茶碗・湯飲みの新柄を求む。礼金五両。ほかに一対焼くごとに、金二文。」だった。
これを読んだ弦太郎は家に帰り早速絵柄を描き始める弦太郎だった・・・。

山本一力

転職に転職を重ね、辿りついたのが時代小説作家でした。
中学3年生の時に新聞配達をしながら高校に通っていました。
卒業後はトランシーバー会社で品質管理、広告宣伝、デザイナー、コピーライターなど、
様々な職業を経験しています。
46歳の時に事業の失敗で2億円の借金を返済するために作家になることに決めたそうです。
見事第77回オール讀物新人賞を受賞しデビューをしました。
そして2000年に「損料屋喜八郎始末控え」を初の単行本として発売。
その後の2002年「あかね空」で第126回直木賞を受賞しました。
現在でも多数の連載を持つ人気作家です。

神谷尚武

その他おすすめ朗読作品はこちら。
鬼平犯科帳シリーズ」  著:池波正太郎
剣客商売」   著:池波正太郎
御宿かわせみシリーズ」  著:平岩弓枝
仕掛け人」   著:池波正太郎
のぼりうなぎ」   著:山本一力
節分かれ」  著:山本一力
いっぽん桜」   著:山本一力
かくれみの」   著:永井路子
角のない牛」   著:永井路子

など

所々シンクロしています!

作者さん自身も実際に多額の借金があり返済するために小説家になったとありますが話が
作者と所々シンクロしていて山本一力さんを知ったような気になりました笑
ギャンブルはほどほどにしないと危ないですね。
返済するために必死な主人公はもちろんですが借金を肩代わりした親方がかっこよすぎます。
こんな人の下で働きたいなと思いました。