ご案内
ことのは出版株式会社では新規オーディオブック制作のための
朗読者(オーディオブックリーダー)オーディションを2013年6月9日(日曜日)開催
小田急線 新百合ヶ丘の川崎アートセンターで行います。
http://kawasaki-ac.jp/
オーディションは作品単位で行います。
スタジオでマイクを通しての実施になります。
詳細は応募メールいただいた方に改めてご連絡します。
経歴、年齢、性別、所属一切不問です。作品をことのは品質で読み切る力のある方なら誰でも可能です。
(参加料:1000円)
(今回、開催地が東京のみで申し訳ありません、将来的には各地で行いたいと思います)
応募先はメールでこちら
今回は古典作品が多いです。また長編の読み手も募集します。長編は1年スパンで収録を完了させる予定です。

ということでこれからたくさん作品を作っていきます。
オーディオブック希望作品はどんどんリクエストしてください。
著作権者様の許諾をとりに奔走します。
(この2週間で5箇所回ったのですが全部NGや様子見になっています、やり取りや問題提起は近日中にまたブログに書かせてもらいます)
すべて作品ごとにオーディションを行なっていきます。
なのでFacebookやメルマガ登録してこまめに情報収集してください。
今回募集する作品は
■風姿花伝 世阿弥
■徒然草 吉田兼好
■枕草子 清少納言
■賢者の贈り物 O・ヘンリー (結城浩:訳 青空文庫)
■日本合戦譚 真田幸村 菊池寛(青空文庫)
■クリスマス・キャロル ディケンズ (青空文庫)
■宮本武蔵 吉河英治
です。
作品ごとに応募してください。
重複応募も可能です。
基準に満たす人がいれば採用で、今回のオーディションで何が何でも決めるつもりはありません。
読み手の質にこだわります。
■オーディオブックリーダーに求められるもの
オーディオブックの読み手は俳優、声優、ナレーター、独学など色々なジャンルからトライしてきます。
過去何十回か、オーディションをしてきた結果から先に言うと、殆どの人が不合格でした。
理由は簡単でみんなオーディオブックにトライしたことないためです。
アメリカだと約2000億円マーケットが存在しているので、声の仕事の一つとしてチャレンジして適正を持った人が本業にするという流れですが、日本はまだまだチャンスする機会がない。
殆どの人が初挑戦になります。
で、求められる資質は
1)滑舌(特にラジオなどをしていた方はリップノイズに対する感性が弱い傾向にあります。ラジオの電波自体がノイズ入っているので・・・。)
オーディオブックはマイク一本、効果音なしなので読み手の声の力量がダイレクトに伝わります。
そういう意味では、声の基本ができているかはマイクを通して数行読めばすぐに解ります。
2)読解力
ホンはありますが脚本はありません。オーディオブックは書き言葉を素直に読むことが必要です。
会話文はうまいけれど地の文は全く読めないという人が非常に多いです。(特に声優さん系)
何より本そのものの読解力が圧倒的に弱い。
これはやはり普段からどれだけ本を読んでいるかによるかにつきます。
3)声の持続性
オーディオブックは1作あたり3時間~6時間の分量のものが多いです。
収録はその3倍は最低かかりますので声の耐久性が求められています。
4)ディレクションへの対応力
本を出来るだけ素直に読んでも、やはり一読者の目線が存在しています。
それは著者の意図したところと違う捉え方になっているかもしれません。
なので、オーディオブックでは誰の解釈で読み上げたのかを明確にする必要があります。
その解釈者はディレクターになります。なのでディレクションへの対応力も重要になってきます。
読み手の解釈、表現を発揮するものではありません。
新しい読み方へのチャレンジです。
皆様の参加お待ち申し上げています。
今回開催日が直前になったの受付はギリギリまで行います。当日の飛び込みも受け付けようかと思います。
限定2名(が限度かな?) オーディオブックオーディション(収録風景知りたい、見てみたい)という方がいましたらオーディオブック版ゲネプロということで、見学できるようにしています。
参考ブログ
【過去記事】オーディオブック朗読者オーディション開催
http://wp.me/p3tPi8-13w
【過去記事】オーディオブックリーダーとオーディオブックディレクター&エンジニア
http://wp.me/p3tPi8-12Q
以上の4つの要素が基本になります
マイク一本のみで勝負するのがオーディオブック収録です。
自信のある方チャレンジお待ち申し上げています。