★新刊案内★ ジョン・マン 2 大洋編

 

山本一力;作 大森ゆき;朗読

 

 

オーディブル及びiTunesで発売開始されました。

 

 

作品紹介

日本に帰るための資金を稼ぐために仲間を残し船に乗った万次郎。

土佐漁師が、ただ漂流して、運良くアメリカ船に助けられたからといって、歴史に名を残す事は出来ません。
アメリカで多くを学び、維新期の日本に多大な貢献をするには、
それだけ彼が特別な‘’何か‘’を持っていたから出来ました。

その‘’何か‘’を探すのも自分の人生において何が大切かを教えてくれます。

大洋編では異文化の交流や、英語を少しずつ覚えていく万次郎も面白いですが中でも足の手術の話は衝撃的です。

土佐の男子の我慢強さに驚くこと間違いなしです。新しいことに次々にチャレンジしたくなる一作です。

実際に使われていたアメリカのお店などなじみのある名前に変えられていて面白いです。

作品あらすじ

初めての漁で仲間と共に流され、ジョン・ハラウンド号によって助け出された一行でしたが、

日本に帰るための資金を稼ぐため万次郎はジョン・ 号に1人残り他の4人はハワイに残ることになりました。

はじめての洋服やシイラの塩焼きなどで文化が交差する風景や万次郎が英語を少しずつ覚えていく成長過程や、

実力主義の乗組員達の中で徐々に認められる努力や、捕鯨に対する価値観の違いなど細かく書いている一作です。

万次郎がジョン・マンと呼ばれるようになるまでのお話です。