テレビ東京45周年記念にテレビドラマ化された「シューシャインボーイ」収録の、贅沢に輝く短編集『月島慕情』が朗読化!

「平成の泣かせ屋」の異名をもつ浅田次郎による
切なくてほろ苦い名作集全7話収録。

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月島慕情

著者 浅田次郎

朗読 大森ゆき

朗読 前田弘樹

朗読時間:433分
制作:ことのは出版
CD8枚組

¥5500円

作品あらすじ

惚れた男に身請けされる事が決まった吉原の女が、男に会うため月島の彼の家を訪ねると・・・。「月島慕情」より。

ひょんなことから教え子であり、元恋人の息子と二人で祖母の通夜に揃って出かけることになった。
その通夜には祖母にお世話になったという若者が次々と現れ祖母の意外な顔とは。「冬の星座」より。

戦後孤児だった少年が見ず知らずの男に育てられ一代で実業家になった。しかし育ての親の男は今もガード下で靴磨きをしている。実業家のお抱え運転手に採用された元銀行員の視点で実業家と男との関係が明らかになっていく・・・。「シューシャインボーイ」より

 レビュー

人情ものの短編集でした。
どれも短いお話なのに長編のお話を聞き終えたような満足感がありました。
表題作の「月島慕情」は、ミノと時次郎の純粋すぎる恋と純粋すぎる故に訪れた最後が不憫で切なかったです。

 浅田次郎

(あさだ じろう、1951年(昭和26年)12月13日 - 、本名・岩戸康次郎)は、日本の小説家。血液型はA型。日本ペンクラブ元会長。

陸上自衛隊に入隊、除隊後はアパレル業界など様々な職につきながら投稿生活を続け、1991年、『とられてたまるか!』でデビュー。悪漢小説作品を経て、『地下鉄に乗って』で吉川英治文学新人賞、『鉄道員』で直木賞を受賞。時代小説の他に『蒼穹の昴』、『中原の虹』などの清朝末期の歴史小説も含め、映画化、テレビ化された作品も多い。

2011年 - 2017年日本ペンクラブ会長。2013年現在、直木賞、柴田錬三郎賞、山本周五郎賞選考委員。

出典 Wikipedia

 大森ゆき

ボイスドラマ、ゲームとオーディオブックなどで数々の作品を担当し活躍する声優。

主な作品(タイトルクリックで作品ページに飛びます。)

いつか陽のあたる場所で」 著:乃南アサ
すれ違う背中を」 著:乃南アサ
いちばん長い夜に」 著:乃南アサ
鎖 上」 著:乃南アサ
鎖 下」 著:乃南アサ
花散るころの殺人」 著:乃南アサ
凍える牙」 著:乃南アサ
深川澪通り木戸番小屋」著:北原亞以子
ジョン・マン 1」 著:山本一力
ジョン・マン 2」 著:山本一力
ジョン・マン 3」 著:山本一力
ジョン・マン 4」 著:山本一力
ジョン・マン 5」 著:山本一力
だいこん」 著:山本一力
花咲舞がだまってない」 著:池井戸潤
最高のオバハン」 著:林真理子
不祥事」 著:池井戸潤

 前田弘喜

オーディオブックに吹き替えやドラマCDで活躍する俳優。

主な作品(タイトルクリックで商品ページに飛びます。)

裁判百年史ものがたり」 著:夏樹静子
本のお口よごしですが」 著:出久根 達郎

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