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刑務所を出所した二人は東京の下町で前科持ちを隠しひっそりと生きようと誓う

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いつか陽のあたる場所で

著者 乃南アサ

朗読 大森ゆき

朗読時間 451分
CD枚数 7枚組

¥5500円

あらすじ

小森谷芭子は大学時代に好きだったホストに貢ぐために強盗を繰り返した。
その結果、6件目の犯行にして自宅前で逮捕され懲役7年の判決が下った。身元引受人がいなかったためほぼ満期で出所した。
江口綾香は夫によるDVが息子にまで及びそうになるのを恐れて夫を殺してしまう。
自ら出頭したこととDVがあったことにより情状酌量され懲役5年の判決が下った。
二人は同じ刑務所の同部屋ということもあり親友になった。
刑務所を出所した二人は東京の下町で前科持ちを隠しひっそりと生きようと誓った。
人情が濃い下町での生活に二人はすこしずつ前を向いてゆく—。

前持ち女シリーズ

『マエ持ち女二人組』(マエもちおんなふたりぐみは、乃南アサによる日本の連作短編小説集シリーズ。全3作。『小説新潮』『yom yom』にて2005年から2012年に連載、第1作『いつか陽のあたる場所で』(いつかひのあたるばしょで)が2007年8月に、第2作『すれ違う背中を』(すれちがうせなかを)が2010年4月に、第3作『いちばん長い夜に』(いちばんながいよるに)が2013年1月に新潮社より刊行された。
前科持ちという、人には言えぬ過去を持つ2人の女が、東京の下町・谷中でひっそりと暮らし始める物語。
シリーズ第1作と第2作を原作として、『いつか陽のあたる場所で』と題しNHK総合テレビ「ドラマ10」枠にて2013年にテレビドラマされた。

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音道貴子シリーズ

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音道貴子シリーズ

itiban

東京都生まれ。カリタス女子中学校・高等学校を経て[1]、1980年に早稲田大学社会科学部中退[2]。広告代理店勤務を経て、1988年に『幸福な朝食』で日本推理サスペンス大賞の優秀作を受賞しデビュー。1996年に『凍える牙』で第115回直木三十五賞を受賞。



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