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「不敗の名人」秀哉老人と三十歳気鋭の大竹七段の
命を賭けた引退碁の観戦記

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名人

著者 川端康成

朗読 堀英二

朗読時間 280分
CD枚数 4枚組

¥3300円

あらすじ

白と黒の世界で名人は30年の上、黒を持たなかった・・・。

1940年、私は「紅葉祭」に出席するために熱海を訪れていた。
その翌日の1月18日の朝、世秀哉名人は熱海のうろこ屋旅館で亡くなったと訃報を聞き、
駆けつけた私は、遺族の依頼により名人の死に顔の写真を撮った。
名人が亡くなる2日前には名人と将棋をした。
出来上がった写真をみながら私は、1938年の6月26日から12月4日にかけて
観戦記者として名人の命を賭けた引退碁を観戦していた時のことを思い出す・・・。

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明治から昭和にかけて活躍した囲碁の棋士。「不敗の名人」と呼ばれた、終身名人制最後の名人。
第21世本因坊秀哉名人。
秀哉名人の引退のため「東京日日新聞」が引退碁を企画した。
リーグ戦で勝ち抜いたのは29歳の若手棋士、木谷實七段だった。
木谷の先番で1938年の6月26日に芝公園の紅葉館にて打ち始められたが、
途中の8月半ばから11月中頃まで名人の長期入院より試合を中断した。
12月4日、半年かけてようやく決着がついた。
木谷の5目勝ちであったが、この勝負が命取りとなり、激闘の末、名人は1940年の1月18日に生涯を終えた。

川端文学の名作のひとつ。
終身名人制最後の名人の人生最後の勝負碁の姿を観戦した川端康成が、
観戦記者の目線で「不敗の名人」の終わりの時を描いた記錄小説。
女性を描くことが多い川端康成作品の中でも異色の作品。

翻訳版もでており国内外でも人気の作品。
エドワード・サイデンステッカー訳(英題:The Master of Go)をはじめ、セルビア、クロアチア、フランスなど各国で翻訳されている。
1984年には、フランスとスイスの合作映画「La Diagonale du fou」は川端康成の名人をベースにしており、
囲碁をチェスに置き換え、ソ連のチャンピョンと若いアメリカ人選手が対局する、国家間の作品となっている。

日本人なら誰でも囲碁という名前は知っているはず。
しかし、ルールまでは知らない方が多いのではないですか?(?_?)
超簡単なルールと、囲碁について説明します(^^)
文豪川端康成の描く囲碁の世界をもっと楽しくなりますように。
本因坊の歴史と名人
歴史上最初の名人は、日海という名前の僧侶です。
囲碁が好きだった織田信長が彼の囲碁を見て、「お前は名人だ。」
と言ったのが初めで、釣りの名人、ゲームの名人、料理の名人など
幅広く今でこそ使われていますが、名人の始まりは囲碁を指していたそうです(*^_^*)
そしてその日海さん、なんと最初の本因坊でもあったのです!
日海さんは囲碁の発展に大きく貢献しました。
名人はただ単に強いだけではなることが出来ません。
名人になるには、自らが名乗りをあげて、江戸幕府をはじめとする、みんなが
認めないとなれませんでした。
囲碁の強さにプラス人間的にも優れていないと名人にはなれなかったのです。
そして初代名人から本因坊秀哉まで、およそ300年の間に名人になれたのはたったの10人でした。
名人という称号がいかに特別ですごいことだと伝わってきます(^_^;)

囲碁ってどんなゲーム?
黒と白の碁石と、碁盤を使った陣取りゲームです。
2500年以上も前に誕生した人類の歴史の中で一番古いゲームとも言われてるそうです!

囲碁は2人で行い、一方が白、もう一方が黒を持って対戦スタートです。
黒と白がお互いに陣地を広げあい、「囲った陣地の大きい方が勝ち」というゲームです。
これだけを聞くと簡単でシンプルに聞こえますが、
ただ陣地を広げるだけで無く、「相手の石を囲って取る」というルールがあるため実は複雑でとても頭を
使う面白いゲームとなっているのです(*^_^*)

囲碁は日本以外でもアメリカやヨーロッパなど世界のあちこちで人気のゲームです!
とても奥深いゲームであり、その奥深さは無限の可能性を秘めていると盤上の世界を宇宙に例える方もいるそうです(^^)
囲碁は年齢や性別、国籍にかかわらず、だれでも遊ぶことができます。
チェス元世界チャンピオンラスカーの「宇宙人うちゅうじんが地球人と同じゲームをしているとしたらそれは囲碁」というコメントも
あるほどです!
コミュニケーションととったり、頭を使うことで脳への良い働きがあると言われていて、
小学校や大学の授業取り入れるところが多くなってきています。

石の置き方や、詳しいルールなどはここでは紹介しきれないほどありますので、
気になった方はお調べくださいね。
知れば知るほど作品を楽しめます!
私が参考にしたページ分かり易いので参考にしてみてください。

日本の小説家であり、文芸評論家。
大正から昭和の戦前・戦後にかけて活躍した近現代日本文学の作家。
1968年、日本人として初のノーベル文学賞を受賞。
代表作は
『伊豆の踊子』『抒情歌』『禽獣』『雪国』『千羽鶴』『山の音』『眠れる美女』『古都』など。

また川端康成は新人発掘の名人でもあり、ハンセン病の青年・北條民雄の作品を世に送り出し、
佐左木俊郎、武田麟太郎、藤沢桓夫、少年少女の文章、山川彌千枝、豊田正子、岡本かの子、中里恒子、
三島由紀夫などを後援し、数多くの新しい才能を育て自立に導いた。
多くの名誉ある文学賞を受賞したが、1972年72歳でこの世を去った。



この著者のその他の作品

雪国
千羽鶴
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