長兵衛は、井筒屋の番頭として商いを大きく伸ばし今年も大仕事を終え満足だったが、「あたしは近々隠居して息子に店を譲ることにする。これからは若いものに任せたい、おまえにはよく尽くしてもらったが、あたしと一緒におまえも身を退いてくれ」主人からの突然の申し出に長兵衛の心は波だった。(時代小説)
いっぽん桜

- 著者:
- 山本一力
- 朗読:
- 神谷尚武
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 2:27:57
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掲載日 ジャンル:歴史・時代小説