「そうだ、このまちにはあのひとがいたな」三島駅を降りてタクシー乗り場に歩いてたとき、僕は思いだした。女の顔をおもいかえしたとき、僕の足はちょっととまった。 ―—直木賞作家・立原正秋が描く、男と女。骨太でいて絹糸のようにしなやかなかにある、晩秋の果実のごとき旨味をご堪能ください。
一夜の宿

- 著者:
- 立原正秋
- 朗読:
- 神﨑美和子
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 0:32:42
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掲載日 ジャンル:全般