著者:
宮沢賢治
朗読:
渡部龍朗
出版:
アイ文庫
収録:

掲載日 ジャンル:

神という地位にありながらも野蛮で乱暴な土神と、見栄っ張りなきつね。
二人は森の中の、一本の樺の木に恋をしています。
樺の木はどちらかというと、おとなしくて物知りなきつねの方が好きでした。
しかしきつねは樺の木の気を引こうと、嘘の自慢話をしてしまいます。
そのことできつねはいつも罪の意識に苛まれ、苦しみます。
一方土神の方は、きつねが樺の木と仲良くしているのを見て、嫉妬と自己嫌悪に襲われ、居たたまれない気持ちを抱えて暮らしています。
二人の樺の木を想う恋の炎は、いつか森を焼き尽くさんばかりに大きく激しく燃え上がって……。
宮沢賢治が三角関係を描いた、童話的恋愛小説の傑作。
宮沢賢治作品の朗読を続ける渡部龍朗が、賢治作品には珍しい恋愛ものを朗読。
迫力の土神、気障な狐、しかし同じ相手への恋に悩む二人(?)を、自身の心を投影するかのように(!?)繊細に表現しています。(C)アイ文庫

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