著者:
宮沢賢治
朗読:
渡部龍朗
出版:
アイ文庫
収録:

掲載日 ジャンル:

諒安は、霧深い険しい山谷を一人歩いている。歩いていくうちに、諒安はどこからか不思議な声を耳にする。 
「これはこれ 惑う木立の 中ならず しのびをならう 春の道場」
険しい山谷を登りきったとき、諒安はその不思議な声の主と対面し、言葉を交わす。
そして、言う。「マグノリアの木は寂静だ」と——。 
宮沢賢治の宗教的感性を窺わせる、幻想的な一編。
取り組んだのは、宮沢賢治作品を読み続けている朗読家・渡部龍朗。散文詩のような作品だけに、童話とは違った大人のための作品にしあがっています。(C)アイ文庫

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