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著:筒井康隆 朗読:安原義人
実名列挙のオンパレード。最後の喫煙者の安原義人の安原節が炸裂。いいのか?大丈夫なのか?是非一聴を。
小松左京の長編小説「日本沈没」のパロディとして有名で、小松左京氏公認のパロディ小説。
しかし、中身は日本人の島国根性の浅ましさを露骨に書いたブラックユーモア小説である小松左京の長編小説『日本沈没』も映画化されたが、この日本以外全部沈没も2006年に映画化された。
映画は2007年SFファンによる星雲賞メディア部門にノミネートされた作品。
その朗読版をおなじみオーディオブック声優として地位を確保しつつある安原義人氏の朗読でお楽しみください。
©ことのは出版株式会社
Wikipedia
作品 日本以外全部沈没
著者 筒井康隆
ライターズレビュー
あ~、これ知ってる、学生の時読んだ。薄暗い話だったな~
・・・
印・象・激・変。
薄暗いどころか・・・!
いや、話はかわってないんですけどね。薄暗いんですけどね。選民となってしまった日本にあるバーで、根性腐った男二人による、はったおしたくなるような会話が繰り広げられるのですが。
朗読者のテンション高く畳み込まむような読み口に、饐えた臭いはふっとんで、カラッとしたブラックジョークに笑い転げました。この印象こそが、本当は、筒井氏の意図したものだったのかもしれません。ホラ、本を読んだ当時は多感で潔癖なハイティーンだったですし、よけいにね?
ただ冷静になると、今のほうが笑えない。毎年のようにおこる天変地異。異世界のはなしだった大地震も、チェルノブイリを彷彿とさせる現実におこりましたし。現実とのこの近似感こそがなによりブラック・・・
ところで、この作品には、少し前の著名人が何人も顔を出します。
リチャード・ニクソン、レオニード・ブレジネフ、ヘンリー・キッシンジャー、アレクセイ・コスイギン、ジョルジュ・ポンピドゥー、インディラ・ガンジー、フランク・シナトラ、アラン・ドロン、チャールズ・ブロンソン・・・・以下略。
知らない方も大丈夫、雰囲気でなんとなくわかると思います。でも、かんたんに調べてみるとおもしろさUP+基礎教養もついて一石二鳥ですよん。
リスナーズレビュー
笑いながら一気に聞いて、聞き終わってからひやっとしました。(40代 女性)
おもしろく聞きました。出てくる面々が懐かしかった。(50代 男性)
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