尾張屋の落雷で噂が立った。「あの雷の落ちたときには、大きい雷獣が駈けまわっていたそうだ」江戸の夕立・“近来(つまり明治)”の夕立の比較を聞いているだけでもおもしろい。ふむふむと聞いているといつのまにやら本筋に絡め取られてしまう寸法。幕末の江戸を舞台に、人情に篤いがクールな知性派、岡っ引きの半七親分が大活躍!
雷獣と蛇

- 著者:
- 岡本綺堂
- 朗読:
- 高山花子
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 1:05:49
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掲載日 ジャンル:歴史・時代小説