稲取屋は灘酒問屋の大店だが、ここ4年の凶作続きで灘酒の入荷が激減した。灘からの入荷が見込めず、跡取り息子の高之助は代わりに会津酒の扱いを提案するが、当主の勝衛門は「ならん」と言下に駄目を出した。百六の蔵のうち百三もが空であそんでいるのに。 (時代小説)
節分かれ

- 著者:
- 山本一力
- 朗読:
- 神谷尚武
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 2:29:24
オーディオブックのことなら名作・名著を文芸から一般・学術書まで提供することのは出版オーディオブック。日本の心シリーズ、文豪、時代小説など脳を健康にするオーディオブックを揃えています。
掲載日 ジャンル:歴史・時代小説