正月の夜更け、歌留多の会からの帰り途で、お北とお勝の二人の娘は一つの白い影を見た。「蝶々でしょう」「今頃どうして蝶々が飛んでいるのでしょう」――怪しい蝶を見た、お勝は病の床につき、お北は行方知れずとなる・・ 半七シリーズ最終話は、半七ではなく、その先代の三河町の親分が主役です。酒呑みだが面倒見のいい吉五郎の活躍ぶりをお楽しみください。
白蝶怪

- 著者:
- 岡本綺堂
- 朗読:
- 窪田涼子
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 4:51:17
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掲載日 ジャンル:歴史・時代小説