同心の久保田源八は無口ながらも「お頭のためなら、いつでも死ぬ覚悟ができている」ともらすほどの敬服ぶりであった。その源八が、盗賊・天神谷の喜佐松の探索中に藤沢で消息を絶った。行方知れずのまま四月もたったころ・・忠吾が目撃談を聞き込んできた。平蔵はみずから指揮して一帯をさがしてまわり、七日後、源八を発見した。が――(時代小説)監督/吉田純子・編集/三好達也_野田仁志
おしゃべり源八

- 著者:
- 池波正太郎
- 朗読:
- 三好翼
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 0:54:00