江戸で夜鷹を狙った犯行が続いていた。しかもするどい刃物で陰部をえぐりとられ、乳房がめった切りに切り割られているという酷い殺し方である。ところが町奉行所ではこの事件をおもく取りあつかう気配がなかった。どころか「夜鷹殺しなら、こちらの手間がはぶけてよい」などと言う声まであり、激怒した平蔵は動き出した。 (時代小説)監督/吉田純子・編集/三好達也_武井寿夫
夜鷹殺し

- 著者:
- 池波正太郎
- 朗読:
- 三好翼
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 0:50:34