新撰組隊士・吉村貫一郎は鳥羽伏見の戦に負け旧友のもとに転がり込んだ。が、「腹を、切れってか」――南部盛岡藩二十万石重臣大野次郎右衛門。民百姓から情け無用に年貢を取り立て、商人には無理無体の要求をし、あげく藩を逆賊となし、処刑されて死ぬこととなる男、“壬生の鬼貫“吉村に切腹を迫った大野次郎衛の決断。栄枯盛衰の中にもかわらぬ人の道とは。 監督/吉田純子・編集/三好達也_林岳史
壬生義士伝 下

- 著者:
- 浅田次郎
- 朗読:
- 平川正三
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 11:58:37