内藤湖南といえば戦前の日本を代表する学者だが、当時の文化人らしく書にも一見識持っていた。「俳句などをヒネくるものが、文盲の癖に(略)エタイの知れない字を書いたり・・」と他人の書にケチをつける記述も残している(蛇足ながらケチをつけられているのは河東碧梧桐である)。そんな辛口な著者による「弘法大師の書」論である。
弘法大師の文藝

- 著者:
- 内藤湖南
- 朗読:
- 平川正三
- 出版:
- ことのは出版株式会社
- 収録:
- 1:24:43
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掲載日 ジャンル:エッセー・随筆